久しぶりに今日は、AFOURのシューズを紹介しますね。

 

本当はもう少し前にここで紹介をさせてもらうと思っていたんですけどね、いろいろやってたりしたら今になりました。

 

あと、年末年始の営業時間についてですが、また改めてお伝えさせてもらうつもりではいますが、当店の休みは、

 

1月1日のみ

 

です。

 

12月31日は、16時くらいまでかな?の営業にはする予定ですが、大晦日も営業をします。

また、新年は1月2日頃よりスタートする予定です。

 

だから、心置きなくご来店ください。

 

 

そして、AFOURのシューズ。

 

 

少しタイミングが前後したりしたのですが、ここで今回の全ラインナップが揃ってるので、紹介させて下さい。

 

 

 

 

 

 

AFOUR

Orongo

material _ Oiled Nubuck

color _ Matt Black

size _ 42,43,44

 

まず、これ。

これまでは、”Code”というモデルのみを取り扱いしてきましたが、今回から別モデルも。

 

 

 

 

 

“Orongo”というモデル。

アッパーのレザーは、AFOURの象徴的な、マットな革質のもの。

 

とにかく毛足の細かいヌバックレザー(牛革)にオイルを塗り込み、鈍いブラックの質感をしたレザー。

 

 

 

 

これ。

鈍く奥の方から、オイル分の重々しいツヤが発せられるレザー。

これはAFOURならではのものだと思いますよ。

ベストな履き方は、何も気にせず、とにかく履くこと。

そうするとアッパーに皺は刻まれてくるのはもちろんなんですが、トゥ周りとか、よく擦れる箇所が次第に磨かれてくるの。

 

鈍く、マットな部分と、磨かれて輝いてくる箇所と。

 

そのコントラストがベストマッチなんですよ。これ。

 

でもまあ、例えば、レザーシューズみたいに全体をブラッシングしていくと、均等なツヤが出て、それもそれで綺麗なムードが出てくれると思います。

 

どちらを選ぶかは、その方次第ですね。

 

 

 

 

 

 

こういう見た目のシューズで、ソールのサイドテープがホワイトということもあり、これまでのAFOURの中でも、一番スニーカーしてる感じなのですが、それでもこのジャンルのスニーカーにしては、かなり構築的なアッパーをしてると思います。

 

ヒールや、サイドに積まれたレザー。

 

 

 

 

 

それ以外は、アッパーの革を邪魔する箇所がとにかく少ない。

履き口やヒール、エッジにさえもステッチが入らず、袋縫い仕様の設計。

 

だから、ふんだんにマットなヌバックの質感を楽しんで下さい。

 

 

 

 

 

 

シューレースは、コットン平紐。

ライニングは、いつも通りのナチュラルカラーのレザーライニング。

 

見た目は、いわゆる”コート系”のスニーカーなのですが、足入れ時の全体の反発にも感じる、特有の履き心地は、AFOURならでは。

特に、ソールの高反発性はかなり秀でてる。

 

新品時だけではなく、永久的に自立し続ける超絶的なつくりのタマモノから、足への寄り添い方は、ハンパないですよ。

 

ブランドスタート時からのクオリティは、スニーカーのレベルじゃないから。

 

これはワールドトップに君臨するクオリティのスニーカーと間違いなく断言できる。

 

まあ、一般的なスニーカーの生産プロセスと全然違いますからね。AFOURは。

 

どんどん量産的に、工業的に大規模設備でつくられるのがスニーカーのセオリーだけど、ロシアの小さな工房でつくるっていう、全然違う世界。

 

それが見事にものに現れてるのは、誰もが体感してもらえると思いますよ。

 

 

 

 

 

サイズに関しては、これまで展開してきたCodeよりも気持ち小さめのフィット感ですね。

とにかくジャストサイズがお好きな方には、Codeと同じサイズ展開で良いと思うけど。

 

 

 

 

 

 

 

 

AFOUR

Orongo VT

material _ Vegetable Tanned Leather

color _ Natural

size _ 41,42,43,44

 

そして、次がこれ。

先ほどと同じモデルの素材違いVer.

 

 

 

 

 

さっきのは、とてもきめ細かいヌバックレザーにオイルを塗り込んで毛足を寝かせた鈍いレザーの質感に対して、

こちらは、フルベジタブルタンニンの無染色レザー。

 

いわゆるヌメ革状態ですね。

 

でも、この感じ、皆様がよくイメージするヌメ革とは全然違うの。

 

 

 

 

 

 

よくあるイメージだと、ヌメ革って履いていくと、みるみる内に焼けてきて、飴色になる。とかあるじゃないですか。

それを経年変化と言ってたりもする。

 

でも、これはそうじゃないの。

あんまり焼けない。だから、色がどんどんどんどん変わっていくとかじゃないの。

もちろん、全く変化しないことはないですよ。

何事も変わらないものってないから。

ただ、フツーに履いてると、自分では色変化は、ほぼ分からないんじゃないかなって僕は思ってる。

 

この革は、天然相手ということもあり、生産時においてどうしても微妙な色トーンの変化はあるのですが、これは見事なヌルヌルのヌーディーカラー。

 

ベジタブルタンニンのレザーでは考えられない透明感してるんですよ。

 

むちゃくちゃイケてると思ってる。

 

白じゃないけど、一般的なヌメ革のカラーリングでもない。

 

AFOURのここだけでしか体感できない革質だと思う。

 

どちらかというとヌメ革ってオイル分をたくさん含んでるイメージですが、これは多量に含んでるんじゃないんですよ。

 

だから、触った感じもサラッとしてるのを感じてもらえると思います。

 

その分、日に焼けにくいというのがある。

 

つまりは、一般的なヌメ革みたいに、どんどん色濃くしていきたい方には、積極的にオイルを塗り込んであげたらオーケー。

 

人間でも、日焼けするときには、サンオイルとかあるじゃないですか。

オイルを塗ると、ジリジリ灼熱の太陽で日に焼ける。

それと同じ原理ですね。

 

 

 

 

 

 

まあ、このちょークリアなベジタブルタンニンレザーの質感を気に入って頂ける方は、出来るだけオイルを入れないように履いてもらうのが一番。

 

その後、少し変化させたいなって思ったら油分を投入してあげるのも良いかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

レザーパーツのカッティングの角がしっかり立った箇所と、丸いカットがされたところ。

そのパーツ毎のエッジのコントラストも、このカラーリングならすごく視認できる。

 

この色合いは、ちょーおしゃれだと思いますよ。

 

クリアでヌルヌルのヌーディーカラー

 

 

 

 

 

そして、この”Orongo”というモデルは、これまでのAFOURとはアウトソールの種類が違います。

 

これまでは、SVIGというアウトソールでしたが、

 

このOrongoに関しては、Vibramソールの”MOREFLEX”というものになってる。

 

これ知ってる人いますかね?

 

このソール仕様、驚愕。

 

 

 

 

嘘だろ。

 

 

 

 

 

って思う軽さ。

 

これ本当に靴なのか?と自分の手と目の感覚を疑ってしまうレベル。

 

もう、この質量の小ささに驚いて。

 

 

AFOURをハンドリングする泉さんが言うには、タウンユースされることはほとんどないって言ってた。ような気がする。このソール。

 

確か、アウトドア系とかだったのかな?多分。

 

そういうハイスペックアウトソールなんですよ。

 

だから、もう、歩ける歩ける。

 

歩けて、仕方がない。

 

AFOURのシューズが全部、歩くのにはとても使えるの。

もちろん、時には走れる。

 

僕のような立ち仕事でもかなり強い味方。まあ、座ってパソコンを見つめてることも多いけど。

 

歩けてウルトラハイパーヘビーユースすることにかなり適してるシューズなの。AFOURって。

 

でも、それだけ使いまくっても、ぺちゃんこに潰れたり、ダメになったりしない。

 

シューズ自らが立ち続け、どこまでいっても所有者の足を迎え入れてくれる。

 

これは、消耗品のスニーカーという概念を、いとも簡単に打ち崩す。

 

まあ、そういうことって簡単にはできないから、全部がロシアのアトリエでコツコツつくり続けるウラジーミルさんと、それをコントロールする泉さんとの、シューズメイキングに向き合った結晶ですよ。

 

だから、当店にはAFOURというシューズは、お客様方に紹介するのにはとても必要なものなんですよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

AFOUR

Code Matt Black “Trekking”

material _ Oiled Nubuck

color _ Matt Black

size _ 40,41,42,43,44

 

そして、次にこれ。

 

AFOURの礎となる、”Code”

 

 

 

 

 

そのNEW TYPE。

 

 

 

 

 

 

アッパーは、今回冒頭で紹介をした”オイルドヌバック”。

 

そして、そのレザーを、箇所によってメッシュのようにパンチングを施したもの。

 

 

 

 

表面のきめ細かく、整ったオイルドヌバックレザーに細かいパンチング。

 

 

 

 

 

そして、このジグザグとしたアウトソール。

 

パンチングって、フツーなら見た目が軽量になるような印象なんですけどね、AFOURのこのシューズの場合は、反対に重量が増したような感じがする。

 

鈍く輝くアッパーの革質に加えられた、独特なニュアンス。

 

これ、好みがあるとは思いますが、見た目ではかなり特異なジャンルに分類されるシューズができてると思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しっかりと細かく時間をかけて形にされた構造は健在。

 

 

 

 

 

アウトソールは、これまで通りSVIG。

ですが、形状の異なるソールのモデルです。

 

これにより、サイドビューからの特有の見た目、ボリュームと、地面をガッチリと掴む高いグリップ力がある。

 

そして、ミッドソールには、先ほどのOrongo同様に”MOREFLEX”のシート状のソールがはめ込まれてる。

これまでのCodeのミッドソールには、EVAソールが採用されていたけど、このモデルのみ、泉さんが改めてソールのベストマッチを検証してたみたい。

 

だから、ソール全体の見た目には重量があるけど、足が歩行時に前に出る感覚がかなり強い。

 

 

 

 

 

オールブラックのシューズですが、独特なニュージャンルの仕上がりになってる。

 

 

 

 

 

 

そして、これ。

 

 

 

 

 

 

AFOUR

Code VT

material _ Vegetable Tanned Leather

color _ Natural

size _ 42,43,44

 

こちらもサイズ欠けがあるのですが、先ほどの”Orongo VT”と同様にベジタブルタンニンレザー。

 

その通常のCodeのタイプのもの。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こちらは、Orongo VTとは、レザーの生産ロットが違うので、僅かにベージュが強いベジタブルタンニン。

 

ベジタブルタンニンの革質ということもあり、コードヴァンに通ずるような革の硬さがありますね。

 

このアッパーの感覚は、とてもコードヴァンシューズに近いと思う。

 

 

 

 

 

で、これが僕が半年くらいかな?

PETROSOLAUMのサイドゴアブーツとずっと交互に履いてるもの。

 

この夏から外を歩いてることもかなり多くなったし、公園でもかなり履いてるのですが、オイルを入れてないからか大きな焼けは起こってない。

 

もちろん、雨にも何度も打たれてる。

 

 

 

 

 

単に色が濃くなっていくということじゃないし、独特なニュアンスが出てると思います。

 

かなり使ってるし、一度履いたら長時間の使用になるんですが、やはり靴そのものが立ち続けてる。

 

 

 

 

 

 

これまで半年間、一度もオイルを塗ったりケアをしてるわけではないのですが、まだしばらくはこのままで良いかなって思ってる。

 

先述の通り、雨には打たれてるのですが、そのシミなどはなく、左足のトゥ付近に手から漏れたアルコール消毒液の痕跡があるだけ。

 

 

 

 

 

 

で、これ。

 

同じようにヘビーユースしてボコボコになった、コート生地のtoogoodのパンツとの組み合わせ。

 

AFOURのシューズは、最初は、足に馴染ませる時間が必要になるくらいだけど、その分、たくさん使ってもらえると存分に応えてくれるシューズです。

 

サイズの欠けはあるのですが、かなり久しぶりにラインナップが揃ってるので、お好きな方は見てみてください。