今日は、ブランド2回目のコレクションとなる

 

“Tukir (トキ)”を紹介させて頂きます。

 

Tukirは、デビューシーズンは、21AWシーズンのタイミングでデビュー。

 

Seya.の無染色ヤクのリバー仕立てのコートや、Seya.の今回でいうと無染色のゴールデンシルクの半袖シャツなどがあるのですが、その生地を提供している、愛知県のタッカさんという機屋さん。

 

その機屋さんのブランドです。

 

Tukir。

 

デビューの時でも、当店では、無染色のカシミヤウールや、インディゴ染めをしたシルクの糸を2ヶ月間、太陽の下で晒しをした天然フェードの生地のロングシャツを取り扱っていましたね。

 

サイズは、あるのはあるんですが、どちらかというと男女の区別はそんなになくて、その激ヤバ生地を着るか、着ないかみたいな感覚で思ってる。

 

そして、ファーストシーズンのそのコレクションでは、”日本”というのをテーマに生地をつくっていました。

 

今回、2回目のコレクション。

 

季節は、春夏。

 

次なるテーマは、”インド”。

 

タッカさんが長年、インドに通いつめ、その地に根付く、素晴らしい生地を製作することを目指し、それが実現したシーズンです。

 

暑い国ですからね。

 

インドは。

 

そのインドならではの生地は、高温多湿な日本の気候でもとてもベリーグッド。

 

インドならではの生地。

 

“カディコットン”。

 

そこにとてもフォーカスをしたコレクションです。

 

ただ、、、

 

単なるカディということではなく、僕も脳の隅々までヤラレまくった超絶生地のカディ。

 

「こっ、こんなの見たことないよ。」

 

って感じで、脳みそはおろか、ハートまでズキュンズキュンに撃ち抜かれ、心を鷲掴みにされ、もう、逃れることはできなかった。

 

 

そういうレベル。

 

 

そもそもカディコットンっていうのは、年間でも最高気温が常に20度を越えるようなインド特有の生地。

 

チャルカっていう、糸車を使って、「手紡ぎ」をされ、それを「手織り」した生地。

 

機械紡績と違って、糸にはムラがあるんですけどね、その糸の膨らみによる肌触りは、別格なんですよ。

 

そして、それを着続けていったら、更にそのカディコットンの様相はステージアップ。

 

夏場は、上モノカディであれば、半袖着てるよりも快適かも。直射日光当たらないから。

 

機械で紡ぎ、高速織機で織り上げられたコットンの生地がこの世界のほとんどを占めてるけど、暑い生地には、これ最強。

 

そういうシリーズです。

 

 

 

 

 

まずは、これ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Tukir

day dress

material _ khadi cotton 100%

color _ tea dye

size _ type2

 

まず、これ。

ファーストシーズンでもあった、day dressっていう名前の付く、プルオーバー型のロングシャツ。

衿の形状も結構変わってる。

 

Tukirは、デザイン提供は、Seya.の瀬谷さんがしてるそうなんです。

 

それも、”ホームガーメント”っていうテーマで洋服をつくってる。

 

だから、night gownっていう、ロングガウンもコレクションではつくられてるんですけどね。

ちょっとガウンって着にくいじゃないですか。さすがに。

僕は、Tukirのヤバヤバの生地をエブリデーで体感してほしいと思ってるから、フツーに着れると思ってるシャツ型のもののみで取り扱いをしてます。

 

day dressは、前後の着丈が異なり、丈が長めのシャツですね。

 

僕もデビューの秋冬のタイミングで、このday dressの無染色カシミヤのものをtype2というサイズで着てる。

type2というのは、大体の男性ならこれでオーケーというサイズです。

 

 

 

そして、同じ生地でこれ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Tukir

summer pyjama

material _ khadi cotton 100%

color _ tea dye

size _ type1,type2

 

今回初めて登場。

ちょっと丈が短くなって、衿がオープンカラーのものが付く、summer pyjama。

 

先ほどのday dress同様に、フロントの開きがないプルオーバー型。

 

ネックには、一つボタン仕様で、スキッパーシャツのような様相ですね。

 

ウエストに大きめのポッケ付き。

 

 

 

 

 

 

そして、この2つ。

 

“ティーダイ”。

 

紅茶染め。

 

インドには、近くにスリランカってあるじゃないですか。

 

紅茶で有名な。

 

そのスリランカでつくられ、紅茶として飲まれた後の紅茶葉を使って、染色されてる。

 

インドならではですね。

 

染色は、糸の段階で染められてるから、先染めに分類されます。

 

柔らかいカディコットンの生地を損ねないように糸での染色。

 

それもね、どんどん洗って着てください。っていう想定なんですよ。

 

展示会に行くと、この生地を繰り返し、繰り返し洗って、色が自然にフェードした生地が並んでるんですよ。

 

カディの生地も洗うとみるみるうちに柔らかくなるし、その上、紅茶で染めた生地も少しずつ変化していく。

 

その変化を己で体感してくれ。ってことが大前提にあるの。Tukirは。

 

こちらのtea dyeは、summer pyjamaのみ女性に適したサイズのtype1も取り扱いしてます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Tukir

summer pyjama

material _ khadi cotton 100%

color _ beetroot dye

size _ type2

 

そして、もう一つ。

こちら。

鮮やかな赤。

“ビートルート”というスーパーフードにも入る、真っ赤な根菜で染められたタイプ。

 

こちらも、先ほど同様に、手紡ぎカディの糸を染めて真っ赤にしたもの。

 

これは、最初は深い赤だけど、天然染色ですからね、着て、汗かいて、汗を拭って、洗ってを繰り返していくと、なかなかパワーのあるフェードをするんじゃないかなって期待してる。

 

赤いカラーリングってどうしても敬遠される方が多いと思うけど、どうしても赤い色合いのトーンが問題だったりするの。

 

“赤”というカラーが着にくいんじゃなくて、赤の”トーン”が苦手に思われることが多いと思うのよ。実際のところは。

 

まあ、だからこれは現物見てもらえるとすんなりと入ってもらえるんじゃないかと思いますよ。

多分。

 

 

 

 

 

柔らかく毛羽立ち、軽く、風通しの良い生地とは裏腹な力強いカラーリング。

 

これも、洗いを繰り返した色合いでも、深みが消えないの。

不思議なことに。

 

最初は、濃厚なカラーリングだけど、ラフに袖を捲って着るのがベスト。

 

ショートパンツとか、ホットパンツとかで。

 

 

 

見てみてください。

 

 

 

 

と、いうことで、

 

 

 

 

今回のTukirのコレクションラインナップは、以上になります。

 

 

 

コレクションは。

 

コレクションはね。

 

 

 

本題に入ります。

 

 

 

今回のTukir。

 

 

僕は、とても頭を悩ませた。

 

 

展示会に行った時に、一瞬で、目を奪われた生地があったの。

 

 

もちろん、僕の心を鷲掴みした、”カディコットン”。

 

 

なんだけど、それに、ウルトラハイパー神がかった、

 

“上塗り”

 

がされてるものがあった。

 

僕は、それを見た瞬間に”THE END”。

 

その生地見たら、もうダメだった。

 

いや、逆か。

 

すごく良いことの始まりだったの。

 

ただ、出張に行くとね、取り扱いをしてるブランドが多いから、かなり予定が立て込んでるワケですよ。

 

ご飯食べる時間とか当たり前にないし、常に移動中は一人で走ってる。

周囲よりもちょっと派手めな服を着た、丸坊主で、ヒゲがマスクからはみ出たおっさんがハァーハァー言いながら、疾走してるんですよ。

 

その上、僕は興味があるものは、むちゃくちゃ聞いちゃうから、常に時間が押してるワケ。

 

そんな中で、そんな生地を目にしてしまったんだから、もう大変。

 

それ見た瞬間に、次のブランドのアポが大遅刻決定。

 

まあ、仕方がない。

 

アポのキャンセルは絶対にしないし、どうしてもブランドサイドとのライブ感のあるやり取りっていうのは、時に、思いもしなかったことを実現できるチャンスになるから。

 

だから、僕はその生地を見て、自分に使命が舞い降りてくるのを感じたの。

 

 

「これは、皆様方に紹介しなくてはならない。」と。

 

 

ただ、それには、大きな問題が自分の中であった。

 

 

とても素晴らしい力のある生地なのではあるのだが、、

 

いくらその周りを色々見てみても、服の形が超限定的なものしかなかった。。

 

 

それが、ガウンだった。

 

 

“ガウン”。

 

 

好きな人は好きかもしれないが、僕は自分が着る洋服は、どうしてもガウンというのは、なかなか難しい。

 

比較的、スカートやボディスーツ意外であれば、そこにもの凄いテクニックや思想が入っていれば、絶対着ないってことはないんですけどね、どうしても、ガウンはその全身を覆い隠すような着丈の長さと幅の広いショールカラーが外で着るのがイメージできなかった。

 

それもそのはず。

 

Tukirは、”ホームガーメント”ですから。

 

ブランドとしては、コレクションを象徴するガウンをつくってたんですけどね、僕は無理矢理にも外出着にしようとするから。

 

ブランドとしては最も正しいことをしてたと思う。

 

 

だから、その生地を、

 

どうしても、

 

外で、

 

フツーに、

 

着れるようにしたかった。

 

 

 

 

ということで、完成しました。

 

 

“別注になっちゃったシャツ”。

 

 

 

 

 

 

 

Tukir

kalamkari summer pyjama for CASANOVA&CO

material _ khadi cotton 100%

color _ kalamkari

size _ type2,type3

 

これ。

 

“別注になっちゃった”というのは、変な意味ではなく、こう見えて僕は、ブランドに「別注」をするのは、結構アンチ派なんですよ。

 

世の中には、ただ単に色を変えただけ、生地を乗せ替えただけ、みたいな小手先に感じるような別注という名の商品が多い過ぎるように思うんですよ。

 

売るためだけの別注みたいな。

 

だから、僕は自分の中で簡単に別注ということはしないつもりだし、それにはかなり時間をかける。

 

コレクションって素晴らしいものだと思うから。

 

ブランドサイドが、半年や一年間、もしくはそれ以上の時間をかけて向き合って生み出したもの。

 

それがコレクション。

 

そのコレクションを利用して、いとも簡単に色とかだけ変えて、”特別なもののように”見せるのは、どうかと思う。

 

本当は、コレクションの方が”特別なもの”なんですよ。

 

本当にそう思う。

 

だから、僕は簡単に別注ということはしない。

 

ただ、今回は、どうしても自分の中で必要だった。

 

僕の頭の中で思い描く、お客様方に見てもらいたい。紹介したい。ということを考えると、どうしてもお願いしたかった。

 

そう思ったら、気付いたら言ってた。

 

「これ(kalamkariのこと)って、シャツにしてもらえないですか、、?」って。笑

 

そうしたら、タッカさん、

 

「他のお店でもそのように言われる方がいまして、、」

 

って返事だった。

 

だから、

 

「だったら、他のお店さんと一緒で良いんで、別注っていうのがしたいわけじゃないんで、是非他のお店さんが良ければ一緒にお願いします。」

 

って真摯に、丁寧にお伝えしたの。

 

でもね、結局、その他のお店の方は、これを進行しなかったみたい。。

 

だから、結果的に別注になっちゃった。笑

 

決して、当店のエクスクルーシブ商品ということで推したいのではありません。

 

しかも、誠意を見せるために、ちゃんとそれなりの数量をオーダーしたんですよ。

でも、生地が難し過ぎてほとんど減産。。

 

ただ、このkalamkariのシャツ。

 

 

超レベル。

 

 

そういうものをつくってもらえたと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これ。

形は、さっきから紹介してるsummer pyjamaというシャツと同じものです。

ただ、サイズに関しては、コレクションではtype1とtype2の二種類しか存在しない。

 

シャツにしてくれるし、ちゃんとした数をオーダーするということを約束した上で、新サイズtype3をつくってもらいました。

 

type2で、僕が身長167cmの体重53kgなのですが、その体格でダラっと着れる感じです。

type2だと身長170cm後半の方で、ゆるめに着れる感じですかね。

 

ただ、これに関しては生地のタッチやkalamkariの柄、そういうバランスを考えて大きいサイズも必要だなって思って、パターンをつくってもらい、type3というサイズを展開できるようになりました。

 

当初は、それなりの数をオーダーしたから、ブランドさんにとっても無理のない範囲のお願いをしたと思ってる。笑

まあ、かなり最終的にかなり減産しちゃったけど。笑

 

 

 

 

 

 

で、このkalamkari(カラムカリ)。

 

ベースとなる生地は、先ほどの”tea dye”と同様です。

手紡ぎのコットン糸を紅茶葉で染色してる。

 

それをションヘル織機で織り上げ、その後に”kalamkari”。

 

この”kalamkari”というのは、インド最古の手描きの技法だそう。

 

いろんな情報が出てるから、詳細が分からず、諸説あるそうなのですが、紀元前3000年頃のインド最古のハンドペイント技法と言われてる。

 

紀元前3000年ですよ。

 

ヤバくないですか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この生地の製作風景を写真で見せてもらったのですが、インドの現地の女性達が木の枝や筆を使って、実際にティーダイされた生地に手描きをしてくれてたの。

 

この、インド最古のハンドペイントの技法を”kalamkari”と呼ぶ。

 

これは、最初に炭と木の枝を使って、図柄の輪郭を描いていくそうです。

 

そして、なんと一色ずつ描いていく。

 

一色描いたら、生地を3回洗い、一色描いたら、生地を3回洗う。

 

ということを繰り返していく。

 

最初に描く柄の輪郭は、炭を使うのですが、その後の色合いは、全て天然染料のみだそうです。

 

これは、インドの”工芸”の力を感じてもらえると思ってる。

 

 

 

 

 

全ての柄が、天然染料での手描きだから、このように滲んでる。

これ、サイキョー。

 

 

 

 

 

 

そして、この柄。

 

花のように見える。

 

ただ、よくよく見てみると、誰もが見たことのない植物が描かれてるの。

 

この植物の図柄。

 

これは、Seya.の瀬谷さんがTukirに提供をしたものです。

 

このモチーフは、ヨーロッパの博物館の中に、ある図鑑があるそう。

 

その図鑑の、とあるページに、”人類が誰も見たことのない”植物が描かれているところがあるそう。

 

それは、誰がなんのために描いたものなのか解明されていないんだって。

 

とても古い図鑑だそうで、今は地球上に存在しない植物ばかりが描かれてるけど、もしかしたらそれが描かれた時には、実際に存在したかもしれないとも言われているそうです。

 

とても神秘的で、謎めいている植物の柄。

 

そういう柄を、インド最古の技法、”kalamkari”で描く。

 

それもベースは、”手紡ぎ”で”紅茶染め”が施されたカディコットン。

 

 

これは、どうしても夏に着るシャツとして、紹介したかったの。

 

 

実は、納品は、1ヶ月前か、もっと前にしてもらってたんですけどね。

 

僕は、夏にこれを着ることが大前提だったから、しばらく置いといた。

 

だから、今見てもらうのがちょうど良いだろうって勝手に思ってる。

 

 

 

更に、更に、

 

 

このベースのカディコットン、

 

 

素晴らしいのよ。

 

 

 

 

 

 

 

光で透かしてみると、とても綺麗な生地の組織してる。

手紡ぎ特有の糸のムラと、柔らかく抜ける光。

 

これ、風が抜けていくのが、鳥肌立つほど気持ち良さそうな生地してる。

 

なんと、この生地。

 

フツーのカディコットンじゃないの。。

 

 

 

 

 

 

 

ほら。

見て。

マイクロスコープ。

 

経糸、緯糸ともに、手紡ぎのコットン100%。

コットンの種類は知らないけど、インド超長綿でしょうね。

 

組織は、平織り。

 

よく見ると、縦方向に走る経糸と、横方向に走る緯糸の太さが違うんですよ。

 

まず、経糸は、カディ番手というので”150番手の単糸”。

緯糸は、カディ番手で”80番手単糸”。

 

カディというのは、独特の世界だそうで、通常の番手は”英式番手”って言われるのですが、カディに関しては、”カディ番手”というのが存在する。

 

カディ番手で、150番手と80番手というのは、とにかく細い。

 

今では、それくらい細いカディの糸は、インド現地でもほとんど存在しないみたいで、超珍しいみたいです。

タッカさんは、機屋さんということで、どうしてもそこを重要視して、トライした番手みたいです。

 

しかもね、

 

通常は、カディコットンって、経糸と緯糸の番手、つまりは、太さが同じなのがセオリーみたいなんですよ。

 

カディの良さって、手紡ぎならではの、糸のムラがあるから、着て洗うことを繰り返す内に、ふんわりと膨らんできて、それに伴ってきちんと撚糸されなかった糸が脱落して、着心地が向上すること。

 

でも、これは、経糸と緯糸の太さが違う。

 

そのおかげで、”着て・洗う”、これを繰り返すうちに、より一層、繊維が”抜ける”ように設計してるんだそうです。

 

超テクニック。

 

これは、機屋さんならではの追究だと思う。

 

もちろん、生地がダメになっていってしまうことはなくて、肌当たりの極上さと風の抜ける心地よさ、”着心地”ということの高みを追い求めた結果、こうなったそうです。

 

 

 

 

 

 

更に拡大。

 

手紡ぎだけど、しっかりと繊維の束があり、糸の締まりと、風の抜ける隙間。

この均一性は、超ハイレベル。

カディで言っても、世界トップレベルの糸と組織の整い方してると思いますよ。

 

そして、そこで留まらず、洗濯による、ただならぬ向上。

 

夏でも長袖シャツ着る人は、この着心地からは逃れられない。

 

 

 

 

 

 

ディテールは、先述の通り、オープンカラータイプのプルオーバー。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

袖は、一枚袖で、カフスの開きはありません。

それでも、袖口幅が広めの設計なので、グルグル捲るのには、ノーストレスです。

ターンナップカフスみたいな感じで、袖口は二重になってる。

 

 

 

 

 

衿には、ステッチが入らず、台衿もありません。

あと、芯地も衿に入ってません。

だから、二重になったカディの首あたりが思う存分感じられちゃうのよ。

 

芯がなくて、柔らかい分、風によそぐ衿の姿とか、簡単にイメージできちゃう。

 

 

 

 

 

ウエストには、スクエアパッチポケット。

裾の両サイドには、良い感じでスリット入り。

 

 

 

 

 

ポケット内側の処理も思いやり仕様。

断ち切りの生地ではなくで、生地端をオーバーロックでちゃんと処理してくれてる。

カディですからね、こうしてくれてる方がありがたいの。

 

 

 

 

 

フロント開きには、見返しが付き、手付け貝ボタン。

 

 

 

 

 

バックヨークと、センターボックスプリーツ。

 

 

 

 

 

で、これ、裏。

こういう柄に目がいくものって、おおらかなつくりしてるものが多いじゃないですか。

 

でもね、Tukirは、結構きっちりつくってる。

生地は、インド工芸で、縫製は、ドレスシャツ。

 

やっぱり、縫製とか細かい箇所に粗さがあると、ただのお土産服になっちゃうから。

いかにも、現地で買いました。みたいな。

そうならないようにしてくれてる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

随所の縫製は、本縫いでの折り伏せ縫いが中心です。

 

 

 

 

 

なかなかに細かい運針してる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ディテールがヤバヤバレベルで凝ってるワケじゃないけど、丁寧な仕事してるシャツですよ。

そこも安心してもらってオーケー。

 

 

 

 

それでね、

 

 

この”kalamkari”のシャツ。

 

 

 

僕はどうしても着たかった。

 

 

だって、もうこんな生地のシャツ、出会えないだろうなって思ってるから。

 

 

だから、既に着てた。

 

 

店頭にお越し頂けてる方は、もう着てるのを目にして下さった方もいるけど。笑

 

 

 

それが、これ。

 

 

 

 

 

 

 

マイ、カラムカリ。

 

テキトーに袖をグルグル捲って、フロントネックに唯一あるボタンも留めるか留めないか、何も考えずにあしらって、ダラっと着てる。

 

まだ夏になってないですけどね、これは夏の強い味方になってくれることを途轍もなく信じてる。

 

もう、5回くらいかな。洗ってるんですけどね。

 

手洗いしてみたり、洗濯機にブチ込んでみたりで。

 

かなりカディの膨らみが出ましたね。あと、柔らかさが新品と比べものになんない。

 

しかも、洗った方が全体的に強さが出た。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

左が新品。

右が着てるやつ。

 

タッカさんに、洗うとティーダイが徐々にフェードしていくのと、ハンドペイントも生地に僅かに染まってくるって言われてたんですよ。

 

色は、少しフェードしてるんですが、明らかに、ただ薄くなってるだけじゃない要素を感じるの。

写真では結構白く見えるんですけどね。

実物は、かなり強くなってる。

 

 

 

 

左が新品。

右が着てるもの。

 

全体の生地のニュアンスはもちろん変わってるんですけどね、少しだけ図柄が鮮明になって、浮き出てきてるように思う。

 

まあ、でも、ここからでしょうね。

 

僕の想定も今じゃないから。

 

7月〜9月が本番だと思ってる。

 

この下にインナーでOLDE HOMESTEADERのスリーブレス着たらパーフェクトって思ってる。

 

汗かいたらkalamkariで拭って、洗濯して、乾いたらそのまま着る。

 

それがしたかったの。

 

 

そうそう。

 

このkalamkariですが、一点一点、図柄が異なります。

 

全部の柄を統一するかどうか、話になったんですが、

柄合わせもなし、均一性を保つための狙いもなしで。ってお願いしました。

 

柄が大きいので、どれも全体的にペイントが入るようになるのですが、全てが一つ一つ違います。

でも、どれもすごく良い出来してますよ。

 

僕も全量を検品した後に、目を瞑って選んだくらいだから。笑

 

 

 

 

ヤバいこと書いてある下げ札。

 

 

 

 

丁寧に店の名前を入れてもらえてる。

 

このkalamkariは、プライスはそれなりにするのですが、コレクションでもともと存在したガウンが、¥165,000-だったからそれを考えると悪くない価格でつくってもらえたと思っています。

 

こういうものにご理解があったり、お好きな方には、すぐに納得してもらえる価格だと思ってる。というか、信じてる。

 

 

柄がどうしても強い分、全員には着れるものではないとは思ってるけど、柄が苦手な方は、無地のタイプもかなり良いんじゃないかと思いますよ。プライスも含めて。

 

 

 

夏にシャツを着る方は、見てみてもらえたら嬉しいです。