今日は、PETROSOLAUMの2種類のシューズを紹介させてください。

 

 

 

 

 

PETROSOLAUM

tylolean

material _ transparent cow × horse reverse

process _ norvegese press

color _ natural × bleck

size _ 40(25cm前後),41(26cm前後),42(27cm前後)

 

まずはこれ。

当店でもかなり特別枠として扱ってる、ウルトラ素材の”透ける牛革”がアッパーにふんだんに使用されたチロリアンシューズです。

 

 

 

 

“透ける牛革”のナチュラルな透け感と、漆黒でありながらも僅かに毛羽立つホースレザーの裏革で構成されてるシューズです。

この2つの素材の組み合わせはこれまでになかったんですが、今回コレクションで荻野さんがつくってたから迷わずオーダーしたシロモノ。

 

こう見ると革のコントラストだけではなく、ステッチのコントラストもとても効いてる。

 

 

 

 

まあ、製法が製法ですからね。

聞いたことのない、「ノルべジェーゼ・プレス」という組み上げ。

ご覧のようにこのチロリアンシューズは、アッパーの革がそのまま内側に巻き込まれることなく、外側に露出しソールを覆い隠すように仕上げられてるのがとても特徴です。

こんなのPETROSOLAUMでしか思い付かないですよ。

デザイナーが、オーセンティック一辺倒のシューズに頭が持っていかれてたら、絶対このシューズには辿り着かないと思うから。

 

外側に飛び出たアッパーのレザーを抑えてるっていうか、縫ってる、このシューズの一番下の部分の太い糸で大きいピッチで縫われてるのが、「ノルベジェーゼ製法」の箇所。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それがグルッと一周。

 

 

 

 

履き口には、ホースレザーの表革がテープ状にパイピングされ、そこにはこのシューズでは最もピッチの細かいステッチが入ってます。

ライニングにもホースレザー。

とてもきめ細かく、足あたりがバツグン。

 

 

 

 

 

これがライニングとインソール。

どちらも足に当たる部分はホース。

インソールにはカップインソールのクッショニングがあるので、これまでのPETROSOLAUMのシューズを履いた感じとは少し違うと思います。

アウトソールもレザーソールではないですしね。

 

 

 

 

 

シューレースはコットンの平紐レースです。

 

 

 

 

そして、なんと言っても、これ。

“透ける牛革”。

 

もうこれまでこのブログでも何度も紹介してきた素材ではあるけど、激ヤバレザーですよこれ。

革には、必要不可欠なはずの”鞣し”という工程が一切行われていない、超絶ミステリー素材。

世界でもこの革、いや、この”皮”をつくることができるのはオランダのタンナーの一社のみ。

 

そのマテリアルを思いっ切りフロントに使ってるから、

 

見事に、靴下透ける。

 

 

 

 

 

こうなるの。

正確には半透明なんですけど、完全に同じような見た目のものは存在しませんからね。

 

 

 

 

 

そして、ホースリバースのレザーと繋ぎ合わせられるモカシン縫いは手縫いでの仕上げ。

だからこのシューズは、ステッチピッチが箇所によって違うんですよね。

 

これまでこのトランスペアレントカウを手にしてもらったことのない方には、濡れたようなブニンブニンの未体験の質感だと思いますよ。

細かい毛羽立ちと奥の方から艶が出てるホースレザーと組み合わせられることで、2つのレザーのメリハリがとても効いてる。

 

 

 

 

ホースレザーはめくると細かいシボが美しい表革が現れる。

この表革の革質見てもらえるとクオリティの高さを瞬時に理解することができますね。

 

 

 

 

ソールはこれまで当店ではPETROSOLAUMで取り扱ったことのない、Vibram仕様です。

軽快さを感じてもらえると思いますよ。

 

 

 

ソールはミッドソールの分量も結構あるから、それなりに厚みがありますね。

当店ではニューゾーンのPETROSOLAUMの展開なので、僅かな足数しかありませんが、お好きな方には絶対にこれしかないものをビンビンにご体感頂けると思ってる。

 

 

 

 

 

 

 

 

PETROSOLAUM

side gore

material _ cordvan butt

process _ mckay

color _ d.brown/black

size _ 39(24cm) , 39.5(24.5cm) , 40.5(25.5cm) ,41(26cm)

※39.5、40.5、41は完売しました

 

そして、これ。

PETROSOLAUMのこの先新たに代表的なシューズモデルになっていくと思ってるサイドゴアブーツ。

実は既に店頭で少し前から展開していたので、もう残り39の最小サイズのみとなってるけど、これも少し紹介させてください。

これは”不動の名品”と言えるものが誕生したと思ってる。

まあ、今回初めてできたばっかりのシューズなんですけどね。

 

アッパーには、全面にコードヴァンバット。

トゥ部分には、とてもきめ細かいコードヴァン。

ヒールに行くにしたがって徐々にグラデーション状にスウェード層に変化をしていくシューズです。

一足で、見る箇所によって全然違うレザーの表情を体験できるコードヴァンバット。

 

これは、当店ではPETROSOLAUMを取り扱いをしてから、必ず取り扱いをしてきたマテリアルなんですが、今回はこれまでとは絶対的に違うことがあるんですよ。

それは、

 

シューレースがない。

 

つまり、

 

革の変化を何も邪魔するものがないの。

 

だから、えげつないコードヴァンの皺が、刻まれに、刻まれる。

 

 

 

 

 

 

トゥには、コードヴァンバットの最も高品質な部分が配置されてる。

この革質はワールドレベルでトップを争ってると思いますよ。

革の開発は日本で最も大きくコードヴァン革を生産してる、姫路の新喜皮革さんとのもの。

そのキメの細かさは誰もが満足できると思う。

 

 

 

 

このサイドゴアブーツにはいくつか特徴があるんですが、その一つがトゥのレザーが履き口に向かってせり上がる角度。

通常のサイドゴアブーツだと熱でレザーを反らせてググッと丸みを付けて、カーブさせた状態で設計するそう。

でも、これはPETROSOLAUMの荻野さんは、ほとんどその熱形成のカーブを付けずに設計しているそうです。

だから、新品の状態ではアッパーの革がストレートに足首に上がっていってるのがわかると思います。

これが、履いていった暁には所有者にはとても恩恵があるのよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

サイドゴアというシューズのモデルもNEWだけど、このコードヴァンバットも同じくNEW STYLE。

 

ダークブラウンのコードヴァンバットに対して、上から黒の染色をしてるの。

この革に関しては、7月にブランドの荻野さんに当店別注のベルトをつくってもらったんですが、その革と同じものですね。

どのようにこのコードヴァンバットと付き合うかは所有者次第ですが、オールドスタイルのレザーガーメントやブーツのように”茶芯”が現れる様子も期待してもらっていいと思う。

 

コードヴァンバットの特徴の一つでもあるのですが、繊維質が他の革と異なる性質を持つことと、とても密な革なので、切りっぱなしの状態でも成立するんですよ。この革。

だから、随所に断ち切りの革の断面が見え、既にベースのダークブラウンが顔を覗かせてる。

それに加えて、ベースのカラーが表にもポジティブな影響を与えてくれてる分、赤みがかったブラックをしてるのも特徴ですね。

とても奥行きのある構築をしてますよ。

このブーツ。

 

 

 

 

バックには、スウェード面。

手釣り込みの証でもある、ヒールの釘跡も存在してる。

小さめの踵から足首に向かってくびれの利いたバックビュー。

 

 

 

 

 

そして、また大きな特徴なのが、このエラスティック部分。

通常のサイドゴアブーツは、ゴムが露出してることがフツー。

でも、PETROSOLAUMの開発したものは、ゴムが現れずコードヴァンバットで覆われてます。

ゴムを固定するための外側のステッチと蛇腹状に設計されたレザーとステッチ。

これがゴムの耐久性を圧倒的に長くする。

あからさまではないサイドゴアの見た目と恩恵を兼ね備えた仕様ですね。

あと、荻野さんいわく、シューズ本体とゴムの高さが違うのも重要事項らしいですよ。

 

 

 

 

肝心のゴムもただものじゃない。

ドイツのイエガー社製のゴムを使ってるそうです。

実際に国産のゴムと比べて見させてもらったんですが、このイエガー社のゴムの方が目に見えてわかる丈夫さを持ってた。

ゴムの組織の目の細かさが格段に違うし、どう履いても全然伸びきってベロベロにならないのが容易に想像できるゴム。

しかもね、長年履いて万が一伸びきってしまったらゴムの交換もオーケーな安心ポイント付き。

思う存分、足を任せて良いですよ。これ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ブランドでも最強レベルの仕上げがされてる03 LASTのモデルなので、足へのフィッティングはもちろん、ソールの処理もカンペキ。

平コバと丸コバが使い分けられ、目が惹き込まれる美しい仕上げ。

 

 

 

 

製法は屈曲に優れ、スマートな見た目のマッケイでつくってもらっていますが、アウトソールにステッチが現れないヒドゥンチャネル仕上げ。

 

 

 

 

で、今回は珍しいヒールだけラバー貼り付けタイプでのオーダーをしました。

やはり、レザーソールならではのシューズの呼吸を体験したかったのと、皆様にも体感頂きたかったのでイレギュラー仕上げにしてもらいました。

 

 

 

 

 

03 LASTなので、レザーのインソールが付属します。

これは好みで。

 

 

 

 

 

 

これ。

最近ずっと履いてる僕のサイドゴアブーツです。

レースアップじゃないから、刻まれるコードヴァン特有のうねる皺を何も邪魔するものがないのはこのこと。

トゥから履き口に渡って皺がふんだんに入ってくれるの。

これ最大の恩恵。

 

新品の状態では反りが少なくストレートだったアッパーの革も皺を帯びて丸みが生まれてくるの。

これまではホールカットの一枚革タイプのシューズ展開が中心でしたが、このように構築的なシューズも悪くないですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

僕のも39で、今店頭で展開してるものと全く同じですが、見た目は全然違う。

現在当店ですぐに用意できるものは39のみですが、ご希望頂ければもしかしたら何とかできないこともないかもしれないし、何とも言えないけど、まあ、気にして頂ける方は気軽に言ってください。

 

あと春夏シーズンでは大きなサイズも展開する予定ですので、サイズによってはその時に見てもらえるのも良いかもしれませんね。

 

 

 

あと、そうそう。

次の週末の10月2日(土)と3日(日)は、岡山県の瀬戸内市牛窓でのイベントに当店のレディース展開となりますが、参加する予定です。

 

初めてのイベントですが、牛窓 TEPEMOK(テレモーク)での”BPM83″という企画です。

 

2日と3日は、当店の大野はそちらにいて、BaserangeのWinter Collectionを販売する予定です。

他のスタッフは、いつも通りなので、店頭は通常営業。

 

岡山県内のいろんな業種の出店者さんがいるのですが、当店では初めての外部イベントへの参加です。

 

詳しくは、当店のインスタグラムのウィメンズVer.をご覧ください。

 

きっと楽しめるイベントだと思いますよ。

 

まあ、このブログを見てくれてる方はみんな男だと思うから、彼女や奥さんに勧めといてくださいね。