このシーズンも登場しました。

 

The CLASIKの200番手双糸を使用したシャツ。

 

200番手双糸と言っても、細番手のシャツの類では、クオリティが世界一と言われるDAVID & JOHN ANDERSONの生地。

 

しかも、素材はGIZA45を100%原料としているDJAの生地。

 

その200番手。

 

これまではストライプのものだけしかなかったけど、今回はついに登場。

 

白の無地。

 

同じクオリティ、同じ数値のシャツでも、白の無地になるとその手触りや表面の美しさ以外には何も誤魔化すことができないから、柄物に比べてより一層のハイレベルとなるのが、白の無地の特徴と言われますね。

 

まあ、ここまでのクラスになってくると、もはや柄だから劣るとかそういうのは一切ないんですけどね。

 

お好きな方は触ってみて。

 

これ。

 

 

 

 

 

The CLASIK

COLLARLESS SHIRT

fabric _ DAVID & JOHN ANDERSON 200/2

material _ COTTON 100% (GIZA 45)

color _ WHITE

size _ 46(SM),48(ML)

 

 

 

 

 

 

The CLASIK

CLASSIC SHIRT

fabric _ DAVID & JOHN ANDERSON 200/2

material _ COTTON 100% (GIZA 45)

color _ WHITE

size _ 46(SM),48(ML)

 

上衿がないタイプとあるタイプの二種類。

 

まあ、このクラスになってくると、ほとんど出会うことはないでしょう。

特に完全なオーダーメイドシャツの世界では選択肢の一つに挙げられるようなレベルの生地ではありますが、既成服の世界では激レア中の激レアですね。

あとは、国内生産だったり中国生産での200/2とかは時折存在しますが、やはり、世界最細番手を最も得意にしてるDAVID & JOHN ANDERSONがつくる200/2は全然別格に思います。

触った時にビビビッと衝撃が走るようなタッチと、着た時の肌への寄り添い方。

 

着用時の肌への親和性というか、独特な「皮膚とのマッチング」がある。

これは、同じくこのレベルで存在する、スイスのALUMOと今回のDAVID &JOHN ANDERSONくらいじゃないかな。

 

ただただ、細番手を謳ってるものだと、原料となるコットンがそもそも違うし、やはり餅は餅屋だと思いますよ。

最近は雨が続いてそんなに灼熱の日々ではないけど、タンクトップを着てその上からシャツを着た時には、もう終わり。

いろいろとコットン生地を褒め称え、商品の謳い文句として、メーカーや小売店で使われるワードで

 

・滑らか

・光沢

 

って言葉が存在するけど、これ見てから言えって思う。

 

そうそう。

200/2と書いて、「にひゃくばんてそうし」と読みます。

改めて。

 

 

 

 

 

 

まあ、GIZA 45(ギザ フォーティーファイブ)のコットンを100%使って、DJAがつくった200双なので、とても生地のキメが細かいのは当たり前です。

平織です。

 

よくよく目を凝らして見ると、生地組織は見えますが、パッと見ただけでは生地の目が見えません。

あと、写真では少しドライな感じにも思うけど、実物は濡れてます。

濡れてはないけど。

 

 

 

 

 

このクラスで白の無地なので、多少透けはあります。こうして見ると。

ただ、それは当たり前です。

 

透け感が気になる方もいらっしゃると思いますが、The CLASIKのシャツは幸いにも既成服で、しかも身幅に分量が確保されていますし、アームにもゆとり分量の設定がされて、肌から離れるようには設計されてるので実際にオーダーシャツをジャストサイジングつくった時ほどは、透け感は気になりにくいと思います。

 

当店で例えるならば、COMOLIのバンドカラーシャツやコモリシャツの白を着たことがあり、その透け具合を許容できる方には全く問題ないレベルですかね。

ちなみにそのCOMOLIのシャツはこの生地と同じポプリンという名称の記事で、140番手双糸です。

しかしながら、それを気持ち甘く織ってますね。

だから、あれだけ空気を含んだようなシャツ地になる。

 

 

 

 

そして、この生地。

拡大。

 

 

 

 

経糸、緯糸ともに200番手です。

そして、一本で200番手の糸を、二本撚り合わせて(ねじって)、双糸にしてる。

圧巻の糸の細さとキメの細かさ。

あとコットンにはつきものの毛羽立ちがほとんどなく、均整のとれた美しい生地の目。

多少、糸の隙間はあるけど、この隙間と、細く、整った糸の配置が”圧倒的な着用感”を肌から貴方の脳みそへお届けします。

 

 

 

 

 

更に拡大してもこの見た目。

糸、いや、繊維の段階からの美しく、みずみずしい輝きがご覧いただけるでしょう。

これは水レベル。

濡れている。

濡れてないけど。

 

ギュッと引き締まった、緊張感のある組織であるのにも関わらず、所有者への着用時のストレスは皆無。

 

 

 

 

 

これは比較で用意した生地。

国内製織のコットン100、140番双糸のタイプライター系です。

色の兼ね合いでピントがボケてしまったけど、なんとなくの感じで掴んで。フィーリングで。

タイプライター系ということもあり、高密度ではありますが、若干の毛羽立ちと少しばかりの生地の乱れがあると思う。

 

 

今回のと比べると、

 

 

 

 

The CLASIK

DAVID & JOHN ANDERSON GIZA 45 200/2

 

 

 

国内140番双糸

 

どちらも同じ拡大率です。

糸の番手の違いは、200と140なのでそりゃ違うんだけど、糸の太さがまず違う。

そして、画面上に映る組織の数が違う。

最も分かりやすくいうと、上のThe CLASIKのシャツは経糸が画像上に18列並んでいるのに対して、

国内製織生地は画像には15.5列しか並んでないの。

緯糸は、どちらも9列並んでる。

 

タイプライターだから打ち込みを強くするのにも関わらず、経糸の本数がThe CLASIKの方が多い。

緯糸は同数だけど。

つまり、隙間が多少ありつつも、糸が細く、その本数が多く、超絶的に高密度ってわけじゃないから、理論上見ても圧巻の着心地ってわけですよ。

 

 

 

 

更に拡大。

The CLASIK

DAVID & JOHN ANDERSON GIZA 45 200/2

 

 

国内140番双糸

 

同じ拡大率だけど、全然違うのが分かると思います。

糸のきめ細かさ、目の整った美しさ、眩いばかりの艶。

 

この国内140番手双糸って大体、国内のブランドさんで使われる高品質なシャツ生地のハイレベルなクラスです。

 

一概に数値だけで謳い文句にしてるシャツって星の数ほど存在するけど、やはりそれは、着心地や滑らかさを売りにして、「最高」とかって言われてるけど、その言葉の”安売り”が多過ぎると思いますね。

 

 

 

 

 

で、まあ、このThe CLASIKのシャツ。

生地のスペックだけで皆様にお伝えしたいんじゃなくて、伝えたいのはここから。

 

そもそもこの生地は、DAVID & JOHN ANDERSONがオーダーシャツ用としてそういう括りでつくってる生地だそうです。

The CLASIKの田中さんが言うには。

こういうレベルになると織り傷だらけになってしまったり、普通に織ってるだけじゃ全然ダメになっちゃうような生地。

縫製は日本でされてるんですが、もちろんどんなシャツ工場でも縫えるようなシロモノではありません。

縫うだけですごく縫製箇所がピリついちゃうし、工場の腕で仕上がりがとても左右される。

製品化されるのにはかなり高いハードルが存在するんですよ。このシャツ。

 

そしてね、そういうシャツがどのような方向性を向いてつくられてるのかと言うと、

 

このシャツはワンウォッシュ納品です。

そして、弱めにプレス。

 

つまりは”洗いざらし”が前提ということ。

 

そして、さっきもチラッと言ったけど、通常だとこういう種類の生地ってドレスウェアに属してしまうけど、それを全然違う分量で設計してつくってる。

オーバーサイズとまではいかないけど、ドレスの世界から考えるとかなりのルーズフィットでしょう。

それを着て、洗濯機で洗うことでより肌心地、着用時の上半身への馴染みが高まる。

ワンウォッシュされてるんですけど、まだ気持ち、新品の段階では生地がペタッと平面的なんですよ。

僕もちょうど一年前のシーズンの200/2のDJAのストライプのタイプをとてもヘビーユースしてるんですが、もう150回くらいは洗ったかな。手洗いでも、洗濯機でも。

 

そうすると糸が膨らむんですよ。

それがより着た時に当たりが良くなる。

だから、たくさん洗うべきなのよ。

このシャツ。

 

 

 

 

 

一度洗われてる分、既に少しパッカリングが入っています。

ボタンホールも細かいですね。

 

あと、そうそう。

肝心の衿とカフスの芯地は、仮接着芯です。

それで製品洗いがかかっているので、既に接着面は剥離しています。

ですので、店頭に並んでいるものはフラシ状態。

ということは、洗濯をより繰り返していくと、芯地も膨らんでくれるので、衿やカフスの立体感も出ます。

それに加え、衿とカフスが柔らかくなってくるから、全部において新品時より着用時の心地良さがUPするって思ってください。

 

 

 

 

 

ボタンはシェル。

気持ち厚みがある。

 

 

 

 

パッカリングが随所に走ってるから、家庭で洗ったときのことをあまり考えなくて済む。

 

 

 

 

大きめのガゼットです。

 

 

 

 

バンドカラータイプは、COLLARLESSという名前。

正式には、オールドスタイルのシャツでデタッチャブルカラーという上衿を付け外しできるスタイルのシャツが存在していたんですが、その上衿を取り外したような状態です。

だから、台襟にはボタンは付属せず、3つのボタンホールが開いてます。

 

 

 

 

こっちが衿つき。

 

 

 

 

えげつない程、ってことまでではないけど、かなり良いピッチで縫われてる。

 

 

 

 

カラレスタイプと

 

 

 

衿つき。

 

このレベルの生地がこのように着用できるのはとても良いことだと思います。

そして、プライスも本来であれば考えられない。

 

カラレスタイプと衿つきタイプで500円の差があるけど、どちらも税込でほぼ4万円というのは素晴らしいと思う。

 

シャツが好きな方はご検討いただければ嬉しいです。

 

 

 

 

 

あと、今回もこちらもあります。

 

 

 

 

The CLASIK

COLLARLESS SHIRT

fabric _ DAVID & JOHN ANDERSON 200/2

material _ COTTON 100% (GIZA 45)

color _ WHITE × BLUE

size _ 48(ML)

 

これは3回目の登場のものですね。

僕もこれが初めて出た去年の7月からとてつもなく着てる。

感じの良いストライプですよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

生地のクオリティ、縫製については先ほど同様です。

肌触りでは僅かながら白の無地に軍配が上がるけど、二種類のストライプの組み合わせで、ビジネスシャツみたいな印象にはならないし、好きな人は好きでしょう。

 

 

 

 

あと、このシャツ、肩の傾斜が結構強いです。

身幅に比べてアームはシャープな印象。

形も結構独特ですが、立ち姿のフォルムは美しいと思いますよ。

まあ、着てみてもらえれば分かるので、ご体感ください。

 

好きな方はご検討いただけると嬉しいです。