5月1日より明日まで開催中のamachi.。

 

現状でブランドと製作したものは、Dusk Shirtが一点のみになってるのですが、amachi.のコレクションや空間は楽しんでもらえると思うから、ご来店頂ける方は見てもらえると嬉しいです。

 

今日は、サンダル。

 

“FEIT(ファイト)”

 

昨年の春夏シーズンにブランドで初めてつくったモデルで、今年は全く同じというわけではないんだけど、数量限定で再び展開します。

理由は、去年の夏、履いてて、あまりにも良かったから。

 

 

 

 

 

 

FEIT

One Strap Sandal

color _ BLACK

size _ M(25cm前後),L(26cm前後),XL(27cm前後)※足の実寸

 

これ。

昨シーズンは、このBLACKの他に明るいカラーリングのキャメルのようなTANの展開しましたが、今回はこれだけ。

革新的な見た目ではないけど、超アナログなFEIT仕様と、歩行に適したつくり、圧倒的クッショニングを持つサンダル。

 

 

 

 

 

 

 

ハンドソーンやふんだんな手仕事のシューズメイキングが施されたサンダルです。

甲を覆うレザーやインソール、サイドをぐるっと一周の革とストラップ部分、そしてアウトソール。

複数の革を使う箇所に応じて種類を変えています。

 

 

 

 

 

 

アッパーのレザーは、フットベッドとソールとの挟み込みに加え、リネンの太い糸で手縫いで取り付けられてます。

これが、単純にソールに貼り付けられてるだけだったりとか、もっと簡単なサンダルも中にはあるけど、それだと履いていくことへの信頼性に乏しいから、このサンダルに関しては安心してください。

 

 

 

 

 

レザーアウトソールのコバの処理もサンダルでは珍しいハイレベルな磨き。

そのアウトソールは、長期間に渡って鞣されたソール用の牛革ですね。

 

 

 

 

これ。

FEITのオリジナルレザーソール。

最初は驚きの硬さ。

ここまで硬いのはFEITならでは。

超硬質レザー。

少ししか屈曲しないから。笑

それはFEITスピリットで、タンニン鞣し(自然由来の)の、しかもフル(100%タンニン)だからですね。

皮を柔らかい革にするのであれば、クロム(石油由来の)を足したり、調合するのですが、ヤり切ってるのがFEIT。

スーパーフルタンニン鞣し。

 

 

 

 

 

でも、さすがにヒールラバー付き。

これは着用者への思いやり。

 

 

 

 

 

甲を覆う大きな革は、エルクレザー。

巨大鹿、ヘラジカの革ですね。

その裏側。

 

サンダルを構成する全体の革との対比が効いてるんだけど、、、

着用時にもっとメリットあるのが、これ。

 

 

 

 

 

 

写真で分かりますかね。

裏側。

凄まじい程のシボが入った裏面。

これが本来の表革なんですけど、それを裏に配置してる。

 

一般的には、スウェードとかヌバックとかの起毛革ってシーズン的に秋冬っぽい温かみを感じる見た目の革として認識されてますが、このサンダルはそんなこと関係ないの。

そんな世の中のイメージとかよりも、大事なのは、着用者への恩恵。

 

裏のシボが強い分、履いたときにすごくドライに感じるんですよ。足への当たりが。

甲の部分が、果てしないくらい、サラッとしてる。

靴下穿いた状態でサンダルを履くって方もいると思いますが、基本的には夏場の暑い時期には、裸足じゃないですか。

ということは、汗をかく。暑いし。

 

汗をかけば通常は、ベタついてしまいますよね。それがレザーになれば尚更だと思う。

 

でも、この夥しい程のシボが入ったエルクレザーの表革が足の甲にダイレクトに当たることによって、そんな不快感は皆無になるのよ。

ここまでドライで快適なタッチを体感できる革質は他にあるのかどうか分かんないですね。

 

更に、エルクレザーと言えば、厚みがしっかりとある革で、ピカイチの耐久性もあるから、伸びすぎず、歩行時にも途轍もない安心感を皆様に与えてくれるワケ。

 

 

 

 

 

 

ヒールには、しっかりと厚みのある牛革ストラップ。

これはアウトソールのレザーとは違うのですが、これもまたフルタンニン。

だから、めっちゃ強い。

少しずつ伸びは出てくるけど、踵をきちんとホールドしてくれ、サンダルが足についてきてくれるのに大きく役立ってますね。

真鍮に黒塗りしたギボシボタンで調整可。

最初のサイズ選びは、ギリギリボタンが留められるくらいで充分かも。

 

 

 

 

 

ヒールストラップの取り付けも黒塗りの真鍮パーツですね。

これは、スナップボタンなどではなく、ネジ式のものですので、そこからも超アナログサンダルなのを感じられる。

 

あとは、写真見てもらったら分かると思いますが、ミシンによるステッチワークは入りません。

ステッチがあるのは手縫いの箇所だけ。

 

 

 

 

 

で、これが昨年の今頃から夏場に履いてた私物です。

アッパーのスウェードは、毛足が立ち、白けたような見た目。

それに加えて、足の骨格に合わせてボコボコと形状が変化してる。

 

あとは、スムースレザーの面が明らかに艶が出て陰影が出てる。

特にフットベッド。

 

それもそのはず。

FEITのこのサンダルは、先述の通り、圧倒的なクッショニングを体感できるサンダルです。

実際に足が触れる面は全てがレザーですが、インソールの革に包まれて、天然のゴムの木から採取された樹脂を原料に、しっかりと高密に固めたラテックスが足裏の全面に備わってる。

だから、履いていくことによって、着用者の体重や汗、熱で少しずつラテックスが立体的に足裏の形状に変化していく。

新品時には比較的フラットだったインソールも、履くことにより、あれよあれよという間に凹凸のある姿へと変貌を遂げる。

 

昨年履いていたら自然にそうなったからあまり気付かなかったけど、今回足入れしてみたら、驚愕の違い。

 

いわゆるクラフト感満載なレザーサンダルは、出血しながら履いたり、苦痛を乗り越えて革の変化を楽しんだりするようなものがあるけど、裸足でそれは厳しいでしょ。そろそろ。

常に快適で、それがよりポイントUPしてくる。

 

もちろん、素材が素材だから足入れの快感以外にも見た目のポジティブな変化も感じられる。

 

レザーサンダルでそういうジャンルのものってそう多くは存在しないんじゃないかな。

 

 

 

 

 

全体のトーンがブラックですが、革質の違うレザーの素材コントラストも効いてきた。

黒という色合いもあり、服装に適度に重みも出て良いんじゃないかな。

 

 

 

 

 

 

ブラックで統一されたレザーの変化とFEITの独特なシューズメイキングが注がれたサンダルです。

 

 

 

お好きな方は見てみてください。