先日お知らせした和紙100%の生地。

 

 

近頃はときどき混率で含まれていたり、和紙での製品を見ることが少しずつあるかなと思いますが、今回のこの生地は30年程前につくられた和紙。

 

デッドストックということですね。

 

 

 

 

HEALTH

LIMITED PRODUCT

EASY PANTS #3

 

 

 

 

 

和紙100%ということで経糸・緯糸ともに和紙。

 

縦方向に白い和紙糸、横方向に黒い和紙糸が配置されてる。

 

その他の繊維と異なり、糸になったときに性質上、少し平面的というかフラットな印象です。

 

 

 

 

和紙という繊維の特性上、みんな気になるのが水に対しての耐久度についてだと思うんですが、その点は全く問題ありませんね。

 

何も気にせずフツーに洗濯できるし、乾きの早さも類まれなものがあります。

 

 

 

と実感しましたね。

改めて。

 

 

 

一先ず、自分で穿いてみて10回程洗ってみたんですよ。

 

そしたら懸念されるような、「縮み」や「溶ける」なんてこともありませんでしたね。

 

最初は、水へのアプローチの瞬間を見届けるために手洗いをして、その後は全部洗濯機へダイビング。

 

洗った後のほうが全体的に膨らみが出ますね。

 

生地自体の軽やかさや下に落ちようとするドレープは変わらないんですが、みんな洗った後の方が好きかも。多分。

 

 

 

 

これが新品の糸の状態。

がっちりと繊維同士が固まっているような印象ですね。

ちなみに前のブログでは「撚ってない」と言ったんですが、厳密には撚ってます。

他の繊維の糸と比べたときにその方が分かりやすいかなと思って。

 

こういった繊維は全て「撚る=ねじる」ということをしないと糸にできません。

でも、「ねじってる」って言うよりは、「ひねってる」と表現したほうが良いかもしれませんね。

この和紙の糸は。

 

 

 

 

 

これが10回洗濯した後の糸の状態です。

糸の一本一本で見るとほとんど状態的には変わらないんですが、多少ふんわり感と毛羽立ちが出ています。

 

和紙の特徴としては、ひねって、繊維同士が固着して、糸になっているんですが、これは和紙が持つ特有の自己接着性というものが起因してますね。

 

それで、拡大して見ると、洗った後に多少の毛羽が出ているので、全体として膨らみが出たように感じます。

でも、肉眼ではこの毛羽立ちはほとんど分かりません。

何となく、パンツがフワッとしてきたかな?みたいに感じてもらえると思いますよ。

 

 

 

 

 

生地を拡大して見ても、新品とさほど変わりないですね。

これが10回洗濯後。

 

 

 

 

 

これが新品の状態です。

 

 

和紙繊維が持つ、独自の軽さ、吸湿性、通気性はすごく日本の夏に適したものだと思います。

だから、何も気にせずとにかくヘビーユースしてもらえるのが一番じゃないかな。

 

 

 

 

 

 

今回は、当店でこれまであまり展開をしてこなかったEASY PANTS#3をベースとしています。

 

ベルトループ付きのイージー仕様。

フロントファスナーフライタイプ。

 

 

 

 

ドローコードも内側に備わるのが特徴です。

 

 

 

 

そして、ポケット袋布も珍品デッドストック仕様です。

綾織りホワイトなのですが、テニスラケットとテニスボールが織り柄で入ったミステリアスな珍品。

当店、誰もテニスにルーツがある人間はいないのですが、面白いものが見つかったのでこちらを採用しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

パンツの形としては、フロントにタックもなくズドンと太く落ちるタイプのもの。

レングスはワンクッション入るくらいの設定です。

裾を溜めて穿いても良いですが、軽い生地なので、サンダルとかを履く際は、ロールしてより軽快にしても良いかもしれませんね。

 

 

 

 

 

 

そして、こちら私物の洗ってるもの。

大体2ロールして履いてることが多い。

ここ最近気温が高かったときにはすごく調子良かったですね。

風も入るわ、汗かいてもべたつかないし、なにより肌当たりが秀逸。

そして、度重なる洗濯にもかなり強い。

インナーウエアのように、着たら洗濯してというループをしてましたが、まだ10回くらいの回数だけど、この経過観察だと相当強い繊維ですね。

そのことを考えると夏場には超実用的パンツかもしれません。

 

 

 

 

和紙独特の光を反射するような光沢。

 

 

 

 

ベルトループから和紙の糸が噴き出してきましたが、この点は良い誤算と考え、そのまま放置してます。

 

 

 

 

イメージとしてはリネンに近いようなナチュラルな皺が入りますかね。

天然繊維ならではの皺が苦手な人にはNGポイントかもしれませんが、和紙ならではの独特なポイントとして受け入れて頂けたら嬉しいです。

ここから更に履くことによってより一層強いものになってくれるんじゃないかなと思います。

最終着地点としてはデロデロのヨレヨレになってくれたら良いかな。

 

まあ、夏場にはとにかく着用して洗濯してあげることが一番です。

 

 

今回展開としては、サイズはS.M.Lの3サイズでの展開です。

 

 

プライスは¥23,000-(+tax)。

 

 

これにて当店CASANOVA&Co.の2020SSシーズン、全てのラインナップがFINISHです。

 

 

本日より、店頭とオンラインにて同時発売します。

 

 

お好きな方は是非見てみてください。