昨日は、PETROSOLAUMのシューズのお知らせをしたんですが、今日はまた違うものを紹介させてください。

 

 

 

NEW BRAND

 

 

 

FEIT (ファイト)

 

 

 

もしかしたら知ってる人もいるんじゃないかなと思います。

 

 

フロム N.Y。

 

 

ここぞとばかりに天然原料を突き詰めて、多くの数を生産していくこととは無縁。

 

 

極限まで人の手、人の手でつくりあげていくニューブランドです。

 

 

 

写真を見てくれたら分かると思いますが、スニーカーのような見た目してますね。

 

スニーカーは、製作工程の都合上、大規模設備の大きな機械でガッチャンガッチャンやってつくっていくものだから、敢えてそっちの雰囲気に寄せてるんですよ。

 

 

でも、その製作プロセスは昨日紹介したPETROSOLAUMのシューズとすごく似てるかな。

 

ハンドソーン。

 

だから、選んでもらうときは、見た目の好み、用途に合わせてといった感じでチョイスしてもらえたら良いと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

Hand Sewn Low Rubber

material _ Semi Cordvan

process _ Hand Sewn

color _ Tan

size _ 40.41.42

 

見た目はローテクスニーカーのようなフォルム。

 

少し機械的にも感じますね。

 

まさかこれがオールハンドソーンだとは思えないくらいですね。

 

アッパーのレザーはセミコードヴァン。

 

つまりはPETROSOLAUMのコードヴァンバットとも多少近いのですが、コードヴァンの周辺の革を使ってる。

 

革の厚みは結構ありますね。

 

あと、鞣しはフルベジタブルタンニン。

 

だから、触ったときに最初はすごく硬いと思うと思います。

 

どういうことかというと、レザーの鞣し工程は大別すると2種類。

 

タンニン鞣し

クロム鞣し

 

タンニン鞣しってのが、天然のものを使用して皮を革にすること。

 

対して、クロム鞣しは、石油系溶剤を使用して皮を革にすること。

 

そこに”フル”って言葉がつくと文字通り、100%その鞣しだけでの加工になるわけです。

 

現在の多くのレザー製品は、複合鞣しといって両方の鞣しを合わせたものを採用していることが多い。

 

というのも、タンニンの天然鞣しになるとすごく革質が硬く仕上がるから。

 

クロムの方が柔らかい革に鞣すことができて、使いやすいんですよ。

 

 

ただ、FEITの思想はスーパーナチュラル。

 

一切の化学的なものを使用しないという美意識の思想のもとつくってるから、フルベジタブルタンニン鞣し。

 

だから、FEITのシューズでしか体感できない超ナチュラルレザーを足元にもってこれるってワケ。

 

これはこれは、靴好きとしては体感してみたいとそそられる。

 

 

 

更に、FEITの考えることはシューズ内部のパーツにも反映されてる。

 

通常シューズには「シャンク」っていう鉄の芯のようなパーツが入れられる。

 

丁度足の裏の中央付近くらいかな。

 

シューズでもその位置って屈曲しないじゃないですか。

 

そこが曲がってしまうとグニャグニャで歩きにくいから、曲がらないように入れられるパーツ。

 

そのフツーなら鉄とかのパーツをバンブーで。

 

竹ですね。

 

竹は成長スピードも速いから永続的にとることができる。

 

だから、竹を使用している。

 

でも、それは履く人にも大きなメリットがある。

 

もの凄い軽量なのよ。

 

これは履いて体感してみて。

 

 

 

 

 

 

 

裏も革を丁寧に処理し、裏地はつかない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一枚革のアッパーをところどころハンドソーンで補強してる。

 

もう、この写真とか見たら恐ろしいほどの表情の変貌を想像しちゃうでしょ。

 

 

 

 

 

 

 

そして、このFEITの一番の特徴はその見た目。

 

さっきから言ってますが、このシューズはハンドソーンでつくられてる。

 

それはアッパーだけじゃなく、見えない中も。

 

 

驚きは生産国。

 

メイド・イン・チャイナ。

 

 

そう。

 

台湾の少人数の工房で、ベンチメイド。

 

つまり、一人が一足を担当し、最初から最後まで手作業のみでつくりあげるのがこのシューズ。

 

まあ、日本とは人口の多さも違うし、そこで生き残っていくのは本当に手の良い人たちじゃないと難しいと思う。

 

あとは、思いっ切り量産か。

 

アナログなハンドソーンは最も実力が試されるものではあるから、どれくらいの実力を持つ職人が携わっているかは容易に想像してもらえると思う。

 

 

それだけじゃなくて、もっと恐ろしいのがそのウルトラクラフト感満載な雰囲気をスニーカーのような見た目に寄せることで、手のぬくもりを消しにかかってるんですよ。

 

パッと見、ベンチメイドのハンドソーンシューズに見えないから。

 

このフォルムからは。

 

ただ、全面タンカラーのレザーだからただならぬ空気は漂ってるし、それが逆にいかにもな空気を醸し出してるかもしれませんね。

 

 

 

 

 

 

 

全てのシューズに全世界生産数と通し番号のシリアルが入ります。

 

そして、その一足を担当し、つくりあげた職人の手書きのサイン。

 

何て名前か読めないけど。

 

 

 

 

 

 

 

2種類のインソールも完備。

 

コルクのインソールとこれまた硬く鞣されたバッファローレザーのインソール。

 

すごい思いやりですね。

 

ちなみにアウトソールにはハーフラバーが貼ってあります。

 

 

 

 

 

 

 

新品は陰影もなく、硬さばかりのシューズだけど、履くほどに期待できるでしょうね。

 

履くこと、使うことが劣化につながらないシューズだと思う。

 

まっさらな一枚革にどんどん成長してもらえるように、雨にも打たれて、たくさん負荷をかけてあげて。

 

そしたら気付いたころにはシューズが大喜びして、凄まじい変貌を遂げてくれると思いますよ。

 

 

 

是非見てみてください。